靴

>>>>>>>> 生命のメッセージ展 in 奈良高専 <<<<<<<<

2001年11月10日(土)〜11日(日)
奈良県大和郡 「奈良工業高等専門学校」で開催

生命のメッセージ展  国立奈良高専において、「生命のメッセージ展」初の学校内開催が実現した。奈良高専は、児島健仁君(享年18才)が通っていた学校で、彼の同級生ら、若い人々の意志で実現したメッセージ展は、未来へつながる大きな希望と生命の力があふれていた。
 理不尽に奪われた生命。声なきメッセージが、私たちに届く。生命の重さ・尊さ…彼らの生命は私たちの中に燃え続け、その光に導かれて、私たちは奪われた生命、周りの生命、そして自分の生命を守っていきたい。
学生 「この向きはどうか」「この位置はどうか」。
試行錯誤の設営。

試行錯誤
飾り付け作業中
← 飾り付け作業中。裏方仕事もたくさんある。ご苦労様、そしてありがとう。
受付 ← 受付も運営も高専生が主体。みんなで協力しあい作り上げたメッセージ展。
出会い

→ 若い魂と幼い魂の出会い。

← この笑顔(?)、考え、悩み、議論し、真剣に取り組んだ10代の経験を携えて、代表まとめ役の田村君(後列)は、2002年に社会へ巣立つ。
生命のメッセージ展 in 奈良高専」開催にあたって
奈良工業工業専門学校 電気工学科5年 田村 哲郎

 私達の友人であった児島健仁君は、平成 12年5月に交通事故で亡くなりました。翌13年7月に浜松で開催された「生命のメッセージ展 in 浜松」で健仁の人型を初めて見た時、胸が熱くなりました。「健仁はあの時この靴を履いていたのだ…健仁はこんな夢を抱き、こんな人生を歩んできたのだ…確かにこの世に存在していた」という思いに、胸が熱くなり全身がほてって金縛りにあったように、健仁の人型の前から離れることができませんでした。
 「生命のメッセージ展」に並ぶすべての人型が今、現実にはこんなにもたくさん悲しく、つらい出来事があるということを訴え、いのちの大切さ、尊さを考え直させてくれました。私達はこのような悲しい出来事が、もうこれ以上起こらない事を祈ってやみません。
 そのためにも、ひとりでも多くの人達にいのちの尊さを再認識してもらいたいのです。これから社会に巣立っていく私達のような者に、より大きな声でメッセージを届けなければ…。若い生命が集うこの場で「生命のメッセージ展」を開催できることを、嬉しく思うと同時に、御協力頂いている多くの方々に感謝いたします。
 この「メッセージ展」の輪がもっと大きく成長し、社会が平和で安全なものとなっていくよう願っています。
← 去年の学園祭で被害者支援の講演をされた新恵里さんと、児島健仁君の写真と一緒にポーズ。
→ ケントの木を植えた先生とクラスメート。


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